株式会社ファミリー・ホール
相鉄線鶴ヶ峰駅から道なりに歩くこと15分。
緑色のスーパーの看板を目印に進んでいくとその手前にある建物が、今回の目的地だ。
創業33周年を迎える斎場、ファミリーホールである。
ファミリーホールは横浜エリアを中心に展開し、鶴ヶ峰、港南台、高津、船橋、湘南台にそれぞれ斎場を持つ。
各斎場が地域に密着し、お亡くなりの方、大切な方を亡くされたご家族のために丁寧なご葬儀やお別れ会を執り行う。
大切にしている想い
誠意のある会社でありたい。規模の小さい葬儀だからと手を抜いたり、発注をお願いする業者に威張ったりすることはしない。
また、お葬式の時は動揺している方が多いからこそ、お客様の気持ちに寄り添って一生懸命に行動する。
▲左:取締役 山口さん、右:代表取締役 新田さん
主な仕事内容
・式場の準備
・ご葬儀のお花、お料理の手配
・お亡くなりになった方のお迎え
・死亡届けの手続き
・霊柩車の洗車
・ご葬儀後のご家族へのアフターフォロー
など
▲葬祭会場
従業員インタビュー
辻さん(43歳)
奥様、お子さんが三人。
――この業界に入られたきっかけを教えてください。
母の葬儀の際、葬儀屋さんにとても丁寧に対応された事がきっかけで、将来性があるこの仕事を選びました。母が亡くなっていなければこの業界で働くことはありませんでした。やり直しのできない仕事であり、「お客様の気持ち」に立つことが大事。努力した分だけ喜ばれる魅力的なお仕事です。
――プライベートの過ごし方について教えてください。
お休みの日は子ども中心です。不定期な仕事なため、予定を立ててもだめになってしまうこともありますが、公園遊びをよくしています。
趣味はサッカーとバスケ。子ども達のサッカーの相手をする時間を楽しみにしています。
――お仕事をする上で大事にしていることはなんですか?
お客様の要望を丁寧に聞くところです。初めてお会いして、どういう形にしたいのか、もちろん何も分からない方もいらっしゃり、慣れているわけではないため、ご希望に沿うように寄り添ってお話をお聴きします。
――ファミリーホールはどんな雰囲気の会社ですか?
人間関係がすごく良く、接しやすい方達ばかりです。
目標に対してみんなで向かっている職場で、月に1回ミーティングがあり、意見交換を行います。また通常、葬儀のご搬送は必ず2人体制で動いているため、病院での待ち時間に何気ない会話を大切にしています。職業柄、飲みに行くなどできないので、空いている時間にコミュニケーションをとるよう心掛けています。
――ファミリーホールの良いところはどこですか?
ファミリーホールの良いところは、従業員を信頼してチャレンジさせてくれるところです。どこの業界でもそうですが、安全策をとることが当たり前です。でもファミリーホールは「お前にはまだ早い」とならず、大事なことも任せてくれます。でもだからと言って放っておくのではなく真剣に教えてくれます。
▲辻さんの1日のスケジュール
会社見学・インターンでできること
■内容
ご葬儀にアシスタントとして立ち会い、大切な方との最期の時間を作りあげるお手伝い、倉庫の整理や事務作業のお手伝い など
■向いている人
体力がある人、人の笑顔が好きな人、人と接するのが好きな人
取材を通して感じたこと
今回お話を聞くことのできた方々からは亡くなった方、大切な人を亡くしたご家族や友人等を支えようとする真摯な姿勢を感じた。
そうした姿勢がファミリーホールで働く社員にも向けられ、温かい雰囲気を作り出しているのだろう。
人生の節目に訪れる大切な人との最期の時に寄り添う、とても大切な仕事であった。
会社情報
株式会社ファミリー・ホール
代表取締役 新田英通
横浜市旭区鶴ヶ峰本町1丁目26番地1号
会社見学やインターンのコーディネートはフェアスタートサポートまでお問い合わせください。